イタリアでごまかされそうになったおつり

世界の中では足し算、引き算の考え方が違う国があるのをご存知ですか?
 日本でも多少の違いはあるでしょう、例えば1個100円のリンゴを2個と1個80円のリンゴを1個買うとします。100円×2の200円と80円×1の80円を足して280円と答えを出す人、80円のリンゴは100円−20円と考えて100円×3の300円から20円を引くという考えで答えを出す人とそれぞれだと思います。
 おつりの計算方法も違う事があります。日本では6500円のモノを買うときに1万円札を出すと、1万円から6500円を引き算して3500円のおつりを渡すと思います。でも、外国では足しておつりを渡していく事があるのです。
 私がイタリアを旅した時、ガイドブックや色々な情報でおつりなどの計算方法に気をつける事は分かっていたのですが、故意とも思えるようなずるいおつりの渡し方をされたときはとても驚きました。イタリアの人が全てとは言いませんが、注意は必要だと思います。 
 ある観光地での入場口でチケットを買うために並んでいました。後ろにも並んでいる人はいます。11ユーロの入場料2枚で22ユーロなので、それを50ユーロ紙幣で支払おうと渡しました。おつりは28ユーロです。支払った後、一瞬の間が空いた後にサッと出されたお札は2ユーロ。それからまたしばらく間があくのです。いかにもおつりは全て渡した風の様子なのです。私もまさかごまかすような事はしないと思い込んでいたので、そのままお財布におつりを戻そうとしたら、後ろの観光客の人が「まだだよ」と教えてくれたのです。そのあと10ユーロが1枚ずつ時間をずらして目の前に置かれました。
 結局、慣れない足し算でのおつりの渡され方をされて、こちらが勝手に勘違いしていたと言う事にもなるのですが、後ろの人のおかげで事なきを終えました。やはりおつりの計算の違いもあるそうで、また、引き算というのが根本苦手なのかもしれないという話しでもあったので仕方のない事かもしれません。ただ、特に観光地での観光客は勘違いしやすい事から、わざとこのようなやり方でごまかそうとする人もいるそうです。
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